「外壁塗装を自分でやれば費用が浮く」「ホームセンターで塗料が売っているから大丈夫では?」
外壁塗装のDIYを検討する方が増えています。費用を抑えたいという気持ちはよくわかります。しかし25年間、外壁塗装の現場に携わってきた一級建築塗装技能士として正直に言わせてもらうと、外壁塗装のDIYは多くの場合、費用の節約にならないどころか損失になります。
この記事では、プロとしてDIYをお勧めしない理由と、自分で安全にできる範囲を正直にお伝えします。
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プロが外壁塗装DIYを勧めない5つの理由
理由①:高所作業による転落リスク
外壁塗装は2階建て住宅でも地上5〜7mの高さでの作業が必要です。足場なしの作業は非常に危険で、毎年DIY中の転落事故が発生しています。
プロが使用する足場は設置・解体だけで15〜25万円かかります。DIYで足場を省いて脚立だけで作業すると、転落リスクが大幅に高まります。足場をレンタルすれば費用がかかり、省けば危険という状況です。
理由②:塗料の品質とプロの技術の差
ホームセンターで販売されている塗料と、プロが使用する業務用塗料は品質が大きく異なります。一般向けの塗料は扱いやすさを優先しているため、耐候性・耐久性がプロ用より低いことが多いです。
また塗料は「塗り方」で耐久性が大きく変わります。希釈率・乾燥時間・塗布量を適切に管理できないと、外観はきれいに見えても数年で剥がれてきます。
現場で見てきた実態: DIYで塗装したお宅の手直しを依頼されたことが何度もあります。「自分で塗ったら3年で剥がれてきた」というケースのほとんどが、下地処理の不足と塗料の希釈ミスが原因でした。
理由③:下地処理ができない
外壁塗装の品質を決める最重要工程は「下地処理」です。高圧洗浄・ひび割れ補修・コーキング打ち替えを適切に行わないと、どれだけ良い塗料を使っても数年で剥がれます。
高圧洗浄機のレンタルは可能ですが、業務用と家庭用では水圧が大きく異なります。また、ひび割れ補修には専門的な判断が必要で、素人が見落とすと雨水浸入の原因になります。
理由④:保証がない
プロに依頼した場合は施工保証(5〜10年)があります。DIYの場合はもちろん保証がなく、失敗した場合の修繕費はすべて自己負担です。
DIYで失敗して手直しをプロに依頼すると、最初からプロに頼んだ場合より高くつくことがほとんどです。
理由⑤:思ったより費用が節約できない
DIYにかかる費用を計算してみましょう。
30坪住宅のDIY費用概算:
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 塗料(外壁用シリコン) | 8万〜15万円 |
| 足場レンタル(省く場合はリスク大) | 10万〜18万円 |
| 高圧洗浄機レンタル | 1万〜3万円 |
| コーキング材・補修材 | 1万〜3万円 |
| 刷毛・ローラー・養生テープ | 1万〜2万円 |
| 合計 | 21万〜41万円 |
プロに依頼した場合のシリコン塗料での相場は70〜100万円です。費用差は30〜60万円程度ありますが、作業時間(週末を使って1〜2ヶ月)・体力的負担・転落リスク・品質の差・保証なしというリスクを考えると、多くの場合でプロへの依頼が合理的な選択です。
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自分でできる範囲:DIYが許容できるケース
外壁塗装全体のDIYはお勧めしませんが、以下の範囲なら自分で行うことが可能です。
① 小さなひび割れ(ヘアクラック)の補修
幅0.3mm未満の細かいひび割れ(ヘアクラック)は、ホームセンターで販売されているコーキング材・充填剤で補修できます。ただし0.3mm以上の構造クラックはプロへの依頼が必要です。
DIYで使える材料:
- コーキング(シーリング材):変成シリコン系
- ひび割れ補修材:セメント系パテ
② 付帯部の簡単な塗り直し
雨樋・窓枠などの小さな面積の塗り直しは、ローラーと刷毛があれば可能です。ただし素材に合った塗料選びが必要です。
③ 汚れの高圧洗浄
家庭用高圧洗浄機(ケルヒャーなど)で外壁の汚れを落とすことは可能です。ただし塗膜が劣化している場合は洗浄で塗膜が剥がれることがあるため、劣化が進んでいる外壁には使用しないでください。
DIYと業者依頼のどちらを選ぶべきか
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| 築10年以上・劣化が進んでいる | プロへ依頼 |
| 2階建て以上の住宅 | プロへ依頼(高所作業危険) |
| 広範囲の塗り替えが必要 | プロへ依頼 |
| 小さなひび割れを応急処置したい | DIY可 |
| 1階の一部分だけ塗り直したい | DIY可(ただし仕上がりは劣る) |
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まとめ
外壁塗装のDIYが向かない主な理由は、高所作業の危険性・下地処理の困難さ・品質の限界・保証がないことの4点です。
費用を抑えたい気持ちはよくわかりますが、30坪の外壁塗装DIYにかかる費用・時間・リスクを考えると、複数社から相見積もりを取ってプロに依頼する方が合理的な選択になることがほとんどです。
まずは無料で見積もりを取って、プロに依頼した場合の費用を確認してから判断することをおすすめします。
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