「工事が終わったけど保証書の見方がわからない」「保証期間内なのに業者が対応してくれない」「そもそも保証書をもらっていない」
外壁塗装の保証書は、工事後のトラブルから施主様を守るための重要な書類です。しかし内容を正しく理解していないと、いざという時に役に立たないケースがあります。
私は25年間、塗装会社の代表として外壁塗装を手がけてきた一級建築塗装技能士です。この記事では、保証書の正しい見方・保証期間中のトラブル対応・保証書を出さない悪質業者の見分け方を解説します。
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外壁塗装の保証書とは何か
外壁塗装の保証書とは、工事完了後に業者が発行する「一定期間内に不具合が生じた場合は無償で対応する」という約束の書面です。
保証には主に2種類あります。
① 施工保証(業者保証)
業者が独自に発行する保証です。内容・期間は業者によって異なります。一般的な施工保証の期間は3〜10年です。
② 塗料メーカー保証
日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研などのメーカーが発行する保証です。メーカー認定施工店が規定通りに施工した場合に適用されます。施工保証と組み合わせることで、より手厚い保証になります。
保証書で必ず確認すべき7つの項目
保証書を受け取ったら以下の項目を必ず確認してください。
① 保証年数
何年間の保証か明記されているか確認します。「○年保証」と記載されているのが基本です。口頭だけの「10年保証します」は証明できないため無効と考えてください。
一般的な保証年数の目安:
- シリコン塗料:5〜8年
- フッ素塗料:8〜10年
- 無機塗料:10年以上
② 保証の対象範囲
「何が保証されるのか」が具体的に記載されているか確認します。
保証されることが多い内容:
- 塗膜の剥がれ・膨れ
- 著しい色あせ・変色
- 施工不良による雨漏り
保証されないことが多い内容:
- 自然災害(台風・地震など)による損傷
- 経年による軽微な色あせ
- 施主の不適切な使用による損傷
重要:「施工不良による不具合」のみが保証対象となっているケースが多く、経年劣化は対象外です。 保証範囲が曖昧な場合は、契約前に書面で明確にしてもらいましょう。
③ 保証の開始日・終了日
工事完了日から保証が始まるのが一般的です。開始日と終了日が明記されているか確認してください。
④ 業者の会社名・住所・連絡先
保証書に業者の正式な会社名・住所・電話番号が記載されているか確認します。これがないと、トラブル時に連絡できなくなります。
現場で見てきた実態: 「5年保証」と口約束した業者が、3年後に連絡したら電話が繋がらなくなっていたケースを何件も目にしてきました。会社情報が書面に残っていることが最低条件です。
⑤ 保証対応の手順
不具合が発生した場合にどこへ連絡すればいいか、どのように対応してもらえるかが記載されているか確認します。
⑥ 免責事項
保証が適用されない条件(免責事項)を必ず確認しましょう。「第三者による損傷」「施主の改造・改修」「自然災害」などが免責になっていることが一般的です。
⑦ 担当者の署名・捺印
業者の担当者または代表者の署名・捺印があるか確認します。これがないと、後から「そんな保証はしていない」と言い逃れされるリスクがあります。
💡 保証書の内容を見積もり時点で確認するのが最善です
「保証書のサンプルを見せてください」と依頼できる業者が信頼できます。
保証期間中にトラブルが発生したときの対応手順
STEP 1:状況を写真で記録する
不具合を発見したら、まず写真で記録します。剥がれた箇所・膨れた箇所・雨漏りの跡などを複数の角度から撮影してください。
STEP 2:保証書を確認する
保証期間内かどうか・対象となる不具合かどうかを確認します。
STEP 3:業者に連絡する
保証書に記載された連絡先に電話またはメールで連絡します。連絡の際は以下を伝えましょう。
- 工事完了日
- 不具合の内容・場所
- 発見した日時
- 写真を送れる場合は送付
STEP 4:書面での対応確認を求める
口頭での「対応します」だけでなく、いつ・どのように対応するかを書面またはメールで残してもらいましょう。
STEP 5:業者が対応しない場合
保証期間内にもかかわらず業者が対応しない場合は、以下に相談できます。
- 消費生活センター(188):消費者トラブルの相談窓口
- 国民生活センター:悪質業者への対応支援
- 弁護士:法的対応が必要な場合
保証書を出さない・出せない業者の特徴
25年の現場経験で、保証書を出さない業者には共通の特徴があります。
特徴①:「口頭での保証で十分です」と言う 書面を残したくない理由があります。後から「言った・言わない」のトラブルになります。
特徴②:「うちは長年の実績があるから大丈夫」と言う 実績と保証書は別の話です。どんな老舗業者でも書面での保証書発行は必須です。
特徴③:保証書の内容が曖昧・空白が多い 「不具合があれば対応します」のような曖昧な表現だけの保証書は実質無効です。
特徴④:工事完了後に保証書を送ってこない 「後で送ります」と言ったまま音信不通になるケースがあります。工事完了当日に保証書を受け取ることを事前に確認しましょう。
❌ 保証書なしの業者とは契約しないことが最大の防御です
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見積もり時点で確認すべき保証に関する質問
契約前に業者に以下の質問をしてください。
□「保証書を書面で発行してもらえますか?」
□「保証年数は何年ですか?」
□「保証の対象範囲を教えてください」
□「保証書のサンプルを見せてもらえますか?」
□「施工不良による剥がれは保証対象ですか?」
□「保証期間中の連絡先はどこですか?」
これらに明確に答えられない業者は避けることをおすすめします。
まとめ:保証書で後悔しないための3原則
原則①:口頭の保証は信用しない。必ず書面で受け取る どんなに信頼できそうな業者でも、口頭の約束は証明できません。
原則②:保証年数・対象範囲・免責事項を契約前に確認する 「保証します」という言葉だけでなく、何が保証されて何が保証されないかを事前に確認することが重要です。
原則③:工事完了当日に保証書を受け取る 「後で送ります」は要注意。工事完了時に直接受け取ることを事前に取り決めておきましょう。
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