横浜市の中でも緑区・青葉区・都筑区は海から遠い内陸の丘陵地帯で、横浜市内でも特に「住みやすい」と人気のエリアです。塩害リスクが低い一方、丘陵地帯特有の湿気・急激な気温変化・緑豊かな環境によるカビ・コケへの対策が重要です。
私は25年間、横浜市全域で外壁塗装を手がけてきた一級建築塗装技能士です。このエリアでの施工経験から、内陸丘陵地帯ならではの注意点をお伝えします。
⚠️ 内陸エリアでも湿気・カビ対策を怠ると早期劣化します
3区の環境特性
横浜市青葉区
横浜市の中でも特に緑が多く、住宅地と雑木林が隣接するエリアが多いです。樹木が多い立地では外壁に落ち葉・花粉・胞子が付着しやすく、湿気とあいまってカビ・コケが発生しやすい環境です。
現場での経験: 青葉区のお宅で北側の外壁が苔で覆われていたケースを多く経験してきました。高圧洗浄だけでは根が残るため、防カビ処理(バイオ洗浄)を行ってから塗装することで再発を防げます。
横浜市緑区
旧緑区(現在の緑区・青葉区・都筑区の一部)は横浜市の中でも丘陵地帯が多く、急斜面の住宅も少なくありません。傾斜地のお宅は足場設置が難しく、費用が割高になる場合があります。また谷間に位置するお宅は日照時間が短く、湿気がこもりやすい環境です。
横浜市都筑区
比較的新しい住宅地で、港北ニュータウンを中心に計画的に開発されたエリアです。築20〜30年の住宅が多く、初回の塗り替えを迎えているお宅が増えています。新しいエリアだけあって業者競争が激しく、格安業者も多いため、適正価格での施工業者選びが重要です。
3区の費用相場
| 区 | シリコン塗料 | フッ素塗料 | 無機塗料 |
|---|---|---|---|
| 青葉区 | 73万〜103万円 | 93万〜133万円 | 108万〜153万円 |
| 緑区 | 73万〜105万円 | 93万〜135万円 | 108万〜155万円 |
| 都筑区 | 72万〜102万円 | 92万〜130万円 | 107万〜150万円 |
※緑区は傾斜地のお宅は足場費用が10〜15万円程度高くなる場合があります。
このエリアで推奨する塗料の選び方
全3区共通:防カビ・防藻機能は必須
樹木・緑が多い内陸丘陵エリアでは、防カビ・防藻機能のない塗料を使うと数年でカビ・コケが再発します。見積もりに「防カビ機能付き」の記載があるか確認してください。
青葉区・緑区(樹木が多い立地):バイオ洗浄を推奨
苔・カビが激しい場合は通常の高圧洗浄だけでは不十分です。防カビ・防藻剤を使ったバイオ洗浄を施工前に行う業者を選びましょう。
都筑区(港北ニュータウン):適正価格での施工業者を慎重に選ぶ
新興住宅地のため格安業者も多く参入しています。「安さ」だけで選ぶのではなく、工事内容の透明性・保証書の発行・塗料の商品名明記という基準で業者を選んでください。
実際にあったトラブル事例
青葉区で防カビ処理なしで施工(横浜市青葉区市が尾・50代)
樹木が多い立地にもかかわらず、防カビ機能のないシリコン塗料で施工。2年後に外壁北面と東面にカビが再発。業者に連絡したが「環境が原因」と言われ対応なし。見積もりに「防カビ機能」の記載がなかったことが問題でした。
対策:「防カビ機能付き」塗料を見積もりに明記してもらう。
緑区の傾斜地で足場費用を後から請求(横浜市緑区長津田・60代)
「一式80万円」の見積もりで契約。工事開始時に「急傾斜のため特殊足場が必要です」と12万円の追加請求。契約前に足場の種類・費用を確認しなかったことが原因です。
対策:傾斜地のお宅は必ず「足場の種類と費用」を見積もり前に確認する。
🔍 防カビ処理・足場費用の内訳が明確な業者を選ぶポイント
まとめ
横浜市緑区・青葉区・都筑区での外壁塗装で最も重要なのは「防カビ・防藻対策」です。
緑豊かな内陸丘陵地帯ならではのカビ・コケへの対処と、傾斜地での足場費用の確認を怠らないことが、長持ちする外壁塗装への近道です。
✅ 横浜市緑区・青葉区・都筑区の外壁塗装、まず比較から
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